他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

新春トップインタビュー2025
横浜市薬剤師会

PR | 神奈川新聞 | 2025年1月1日(水) 00:00

疾病防ぐ街の最前線に

一般社団法人横浜市薬剤師会
会長
坂本 悟 氏

 昨年元日に起きた能登半島地震で被災された皆さまには、あらためて衷心からお見舞い申し上げます。当会は会員薬剤師らを現地に派遣し、横浜薬科大学さまなど関係機関のご協力の下、薬局機能を備えた災害対策医薬品供給車両「モバイルファーマシー」を被災地で初めて運用しました。

 支援活動は1カ月にわたり、調剤をはじめ避難所の衛生環境の改善などに当たりました。迅速な対応の大切さを再認識し、横浜での災害に備えるため、会員薬剤師の安否確認システムの更新といった対策に意を強くしています。

 平時の取り組みとしては、横浜市とのフレイル(虚弱)予防が挙げられます。定期的に顔を合わせられる地域の薬局は施策の最前線として最適で、昨年は市内3区でスタートしました。

 セルフチェックシートを活用したほか、薬剤師から助言するミニ講座も開きました。来年は対象範囲を拡大したいと考えています。年明けには糖尿病に関する薬剤師向けセミナーも実施予定で、生活習慣病の重症化を予防する、まさに一病息災の機能を備えていきます。

 これらの事業に加えて「地域包括ケアシステム」の推進もあり、薬剤師に求められる職務は幅広くなっています。だからこそ薬局は競い合う「競業」の関係だけでなく、地域課題へ共に向き合う「協業」の関係を築く必要があります。

 当会は思いを共有してくれる会員をさらに増やすことで、より一層市民の健康に貢献していきたいと考えています。「疾風勁草(けいそう)」は試練に直面して初めて意志の強さが分かるという例えです。今後も勁草のごとく強くしなやかに、そして優しく地域の皆さまに寄り添っていきます。

今年の漢字 勁草

横浜市磯子区西町14-11
☎045-761-7840
https://www.hamayaku.or.jp/

(企画・制作=神奈川新聞社クロスメディア営業局)

 

アクセスランキング